ジェリーゼリーブログ

2024年7月6日(土)

【週刊近況報告】ユングの本を読んだ!

 こんにちはー!最近暑いですね!!夏だ!!セミも元気だ!!うーん!!!暑い!!!!!!
 今回の内容は、本『自我と無意識の関係』の感想です!


●最近読んだ本の感想
 『自我と無意識の関係』C・G・ユング

 難し…かった…!!!ウィトゲンシュタインの本を読んだときも思ったけど、西洋の人が書く本って難しい…!!でも内容はとても興味深かったです。第1部と第2部に分かれた構成で、第1部は集合的無意識について、第2部は無意識の性質や、無意識との向き合い方について、というような内容だったと思います。

 第1部の集合的無意識とは、人類共通に蓄積された、普遍的な無意識といった感じの概念です。確かに世界の神話には似たようなモチーフが多いですし、人間みんな元をたどれば1人の人間から始まってるんでしょうから、人類全体に共通する無意識というのも、たしかにあるのかもなぁと思いました。

 そして第2部は、無意識の性質というか機能というか、無意識とはどういうものなのか、という内容で、理解が難しいながらも面白かったです。アニマやアニムスの概念も詳しく解説されていて、以前より理解できたように思います。内面の世界も外面の世界と同じく1つの現実である、とか、アニマを1つの人格としてとらえる、とか、ユングの無意識についての考え方が少し分かってきた…ような気がします。

 また、ユングがたびたび老子の「道(タオ)」やそれに近い話題を持ち出していたことも興味深かったです。ユングの言う「個性化(自己実現)」などの「対立するものの統合」といった概念は確かに東洋的かもしれないなぁと思いました。私は、あまり詳しくはないのですが、東洋哲学の「荘子」が個人的にすごい好きなので、それに近い老子のことをユングが言及していたのは、ちょっと嬉しかったです。無意識の世界では差異がない、ようするに区別がない、ということをユングは言っていましたが、それは荘子の「万物斉同」の概念にも通じるものがあるような気がします。西洋と東洋、両方の考え方を取り入れたユングの思想はとても面白いものだと思いました。

 正直まだこの本の1割くらいしか理解できていない気がするので、ノートをとりつつ再読して、無意識についての理解をもっと深めたいなぁと思っています。

【書誌情報】
『自我と無意識の関係〔新装版〕』著者:C・G・ユング、訳:野田 倬 / 出版社:人文書院 / 発売年:1982(新装版:2017)


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