ジェリーゼリーブログ

2022年8月27日

【週刊近況報告】妖怪ウォッチと夏

 こんにちは!最近私が触れたゲームや本について好きなだけ語る【週刊近況報告】のコーナーです。毎週土曜前後に更新予定です。
 今回の内容は、『妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch』の感想、『数の世界』の感想、等です。


●最近やったゲームの感想
 『妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch』レベルファイブ

 妖怪ウォッチシリーズはナンバリングタイトル(無印,2,3,4)は全てプレイしています。どの作品も楽しんでプレイしたのですが、ストーリー的には無印が一番好きなんですよね~。今回そのリメイクがセールしていたので、懐かしくなって購入しました。夏と言えば妖怪ウォッチ!!!ゲームの舞台が夏休みなので、夏になるとプレイしたくなるゲームの1つなんです!!!
 無印が発売されたのは、まだ妖怪ウォッチのアニメが始まる前だったので、キャラクターの性格やストーリーにアニメの影響がありませんでした。2以降はアニメで味付けされたキャラクターがそのままゲームに反映されているので、ちょっとこの独特なノリについていけないな~と感じることが多かったのですが、無印はもっとキャラクターが素朴で大人にも親しみやすい感じだったのです。そこがとても好きだった!!!!でも今回、このリメイクバージョンは、アニメのキャラクターに合わせてちょっと変えられている部分もあるなぁ…と…。まあ今となってはアニメありきのゲームシリーズなので、仕方ないところではあるのですが。でもやっぱり気になる…。特にウィスパーのボイスがアニメっぽくなってしまったのが残念…。無印はもっと終始渋い声だったと思うのですが…。
 とは言え、基本的なセリフやストーリー進行、システムは変わっておらず、綺麗になったグラフィックで「1」をプレイできるのは嬉しい限りです。昆虫の「セミ」のグラフィックもより一層可愛くなってる気がする!!!妖怪集めだけではなく、虫取りや魚釣りもできるのが夏休み!!!って感じで楽しいんですよね~!!「1」はストーリーも小学生らしい夏休み!って感じで、プレイしているとああ~~夏休み懐かしい~~夏休み~~としみじみした気分になります。もうすぐ夏も終わりですが、だからこそ今!夏休みに想いをはせたい!!
 ということで、まだ序盤ですが、楽しんでプレイしています。せっかくなので昔使わなかった妖怪を使って戦っていきたいですね~。でも「セミまる」は今回も絶対レギュラー。そこは譲らぬ。なぜなら私はセミがめちゃくちゃ好きだからだ。

【ゲーム情報】
『妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch』機種:Nintendo Switch / 発売元:レベルファイブ / 開発元:レベルファイブ、デジタルワークスエンターテインメント / 発売年:2019


●最近読んだ本の感想
 『数の世界』松岡 学

 数の起源から始まり、自然数→整数→有理数→実数→複素数→四元数→八元数、と「数」の概念が拡張されていくことについて詳しく解説されている本です。特に四元数と八元数は詳細に書かれているのですが…数式がめちゃくちゃ沢山あって文系頭の私には少々難しかったです…。
 でもとりあえず、複素数や四元数、八元数は、ベクトル…というか座標?と対応していると考えていいっぽい…ですね?(微妙に自信がない)
 ようするに、
 複素数は a+bi ←→ (a,b)
 四元数は a+bi+cj+dk ←→ (a,b,c,d)
 みたいな感じなわけですよね。で、四元数を使って空間の回転とかを表現できると。
 コンピュータで空間の回転を処理する場合、行列より四元数を使った方が速くて便利ということで、いろんなところで四元数は使われているのだそうです。四元数ってすごいなぁ。あと八元数も、物理学の超弦理論とかに使われているそうです。八元数もすごいんだなぁ。
 この本は数式ばかりではなく、数が誕生した歴史、数学者がその数を発見した時のエピソードなども書かれています。「負の数」が受け入れられるまでにすごく時間がかかったというのは驚きでした。さすがに現在は「整数・有理数・無理数」は普通の生活の中でも使用する当然の概念だと思っているので、それが無かった時代、受け入れられなかった時代、というのは想像しにくい…。でも人類の長い歴史の中で、たくさんの人が研究を重ねていった結果、数の概念はじわじわと拡大されていって、ようやく今がある、ということなんですね。
 数について思考をめぐらせる、面白い本でした。

【書誌情報】
『数の世界 自然数から実数、複素数、そして四元数へ』著者:松岡 学 / 出版社:講談社 / 叢書名:ブルーバックス / 発売年:2020


●最近のお気に入り
 CD『Caligula2-カリギュラ2- オリジナルサウンドトラック』

 カリギュラ2をクリアしてから2週間は経つんですけど、未だにサントラのヘビーリピートが止まりません。もちろんそれぞれの楽曲が素晴らしいからだとは思うのですが、それだけではなく、楽士のキャラクターを知った上で聴いた時により一層の感慨を味わえるのが、なんというか、たまらない…!というのがヘビーリピートの原因だと思っています。
 これらの楽曲は、カリギュラ2のゲームの登場人物である8人の楽士(作曲家)がそれぞれ自分の想いをこめて作った歌である、という設定があるからこそ、こんなに惹き付けられるものがあるんだろうなぁと思います。楽士たちは敵キャラではあるのですが、それぞれ「苦しみ」があり、それが歌に反映されている。ゲームのストーリー上でははっきり明かされなかったけれど、クリア後に明らかになる楽士の過去を知った上で彼らの歌を聴くと、ああ…きっとこういう苦しみがあって、こういう気持ちでこの歌詞を書いたんだろうなぁ…という何とも言えない気分になって、気づいたらリピート再生!リピート再生!!一見明るくて軽い雰囲気の「スワップアウト」や「Q愛セニョリータ」も、ちゃんとキャラクターの過去を知った上で歌詞をしっかり読むと、ああ…なんか、結構しんどかったのかもな…となって、リピーーート!!!再生!!!!!!どの歌も自分の弱さをさらけ出しつつ、感情をぶちかましている感じが最高で、あああーーー!!リピート再生する手が止まらないよぉーーーー!!
 結局人間は他人の弱いところを見せられると、なんだかほっとけなくなって好きになってしまうのかもしれないなぁとか考えながら今日も今日とてヘビーリピートしています。

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※2022/9/12 書誌情報欄に叢書名の表記を追加しました。


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