ぬるゲーマーのらくがき帳

2013年6月9日

【PSP】セブンスドラゴン2020(感想)

 キャラグラとかがオシャレな感じのRPGです。
 がっつりハマって一気にクリアしました!あ、裏ダンジョンはクリアできていません…。

●シンプルかつバランスが良いコマンドバトル

 戦闘はシンプルで分かりやすいコマンドバトルです。色々なシステムがバランス良くまとまっているので、快適にプレイできます。このゲームの主人公パーティは全員キャラメイク式で、選んだ職業によってかなり戦闘スタイルが変わるので、一人一人役割を考えて戦うのがかなり楽しいです!難易度も難しすぎず、簡単すぎず、程よい塩梅だと思いました。あと、キャラメイク式なので、パーティキャラがストーリー上強制的に離脱しないという安定感も良かったです。

●ストーリーは鬱展開も多いが王道

 オシャレなビジュアルとは裏腹に、ストーリーはシリアスで暗い感じです。まあ2020年の東京がドラゴンに襲われて人類絶滅寸前なので、明るくなるわけもないのですが。鬱展開も多くて心がバッキバッキ折れまくりますが、後半の盛り上がりはかなり良かったです!王道ストーリーだとは思いますが、しっかりメリハリがあって、好印象でした。

●キャラクターも魅力的

 メインキャラだけでなく、モブキャラも皆それぞれ生きている感じがします。私はストーリーが少し進む度にメインキャラにもモブキャラにも話しかけまくっていたのですが、皆その時その時に応じた話をしていくれるので、ギリギリの環境で一生懸命生きてる人々を守るために頑張るぞ!ってなりました。それゆえに死ぬとかなりショックなのですが、それもキャラクターの魅力あってこそだと思います。

 主人公パーティは全員キャラメイク式なので、ストーリー上には明確なセリフはありません。でもバトル中は個性豊かにしゃべりまくります。だから思っていたよりキャラが立っていたし、愛着もどんどん湧いてきました。

 ちなみに私のお気に入りキャラは、開発班トリオと、主人公パーティの1人にしたトリックスター(外見はパーカーの男、声は小野大輔さん)です。トリックスターが二丁拳銃を振り回してる姿はかっこよく、しかも可愛かったです。

●丁寧に作られた良作RPG

 全体的にバランスよくまとまっている、非常に良くできた良作RPGだと思います。グラフィック面としては、キャラクターは二頭身でかわいらしく、背景はなかなかアイデアが凝っていて面白かったです。ちなみにメインストーリーだけだと30時間くらいでクリアできました。長すぎないところが、飽き性の私にはちょうど良かったです。かなり好きなゲームの1つになりました!

 

ゲーム情報
タイトル:セブンスドラゴン2020
機種:プレイステーション・ポータブル
開発元:イメージエポック
発売元:セガ
発売日:2011年11月23日


カテゴリ:RPG/PSP