2018年7月8日
【PS】ベアルファレス(感想)
隠れた名作と言われる初代PSのアクションRPGです。 ●個性的で魅力あるキャラクター一緒に行動できるキャラクターが男性6人女性7人、合計13人います。彼らが非常に魅力的で、出身国や身分や生い立ちなどによって、考え方や性格も様々です。1人1人ちゃんと1人の人間として丁寧に描かれているように感じました。それぞれ個別エンディングも用意されていて、好きなキャラクターが何人も出来たら何周もしたくなること必至です。後半はパートナーと決めたキャラクターと2人で行動し、イベントも発生するので、エンディングを迎えるころには私はそのパートナーキャラクターへの愛着が並々ならぬものになっていました。パスカめちゃくちゃ大好きだー!! また、ドット絵のキャラクターの動きがとても繊細に作られているのも見どころの一つです。小さなドット絵のキャラクターが、とても愛らしく感じられます。 ●セリフの差分が非常に細かく丁寧個人的に、このゲームの一番の長所だと思っているところです。主人公の性別・身分などによって、各キャラクターのセリフが細かく変化しています。パーティに入れているキャラクターによっても、いろんな箇所でセリフが細かく変化します。これにより、自分の分身がその世界でそのキャラクター達と共に生きている感じが増しているように思えました。 ●アクションとしては…
本作はアクションRPGですが、アクションとしては…うーん。とりあえず、私のような攻撃ボタン連打でごり押しするタイプには厳しいゲームでした。相手やステージの仕掛けをしっかり把握し、よく考えてプレイするタイプのアクションゲームです。さらに、1マスのズレでも許されないことが多いので、繊細な操作が必要です。脳筋プレイヤーの私には大変でした…。 ●隠れた名作アクションについては色々言ってしまいましたが、隠れた名作であることは間違いないと思います。ヌルゲーマーたる私が、鬼強ラスボスを前にしてもなんとかクリアまでの気力を保てたのは、素敵なキャラクターとストーリーがあったからです。ていうかパートナーにしたパスカが好きすぎたからです。重厚な世界観と、飽きさせないシナリオ、生き生きとしたキャラクター、これらがこのゲームの魅力だと思います。アーカイブスで販売されているので、PS VitaやPS3があれば600円ちょっとで買うことができます。ダークな世界観が嫌いじゃなければ、やってみる価値はあると思います。
プレイした11時間、このゲームの世界にどっぷり浸って楽しむことができました。
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