ジェリーゼリーブログ

2018年9月8日

夢記憶短編集についてあれこれ

8月24日から公開開始している「夢記憶短編集」についていろいろ語ります。

→ 「夢記憶短編集」作品紹介ページ

これは、とにかくティラノゲームフェス2018に参加したくて作った作品です。
内容としては選択肢なしの短編ノベル集なので、一応ノベルゲームに分類される…といいなあと思っています。

今年4月に公開した「そこほれ!チャコフさん」も一応ティラノゲームフェス2018に参加しているのですが、ノベルゲームの祭典なのに謎の掘りゲーで参加するのってどうなの? と前から思ってまして、やっぱりちゃんと文章主体のゲームで参加したいと思ってこちらを製作しました。

といっても選択肢なしなのでゲームとして成り立ってるのかと言われると…ちょっと…ノベルゲームとは言えないかもしれないんですけど…。
もう今更しょうがないですね!

内容としては、私が実際に見た夢をノベル化した作品です。
13の夢をそれぞれ短編ノベルにして寄せ集めました。

今回はせっかくなので、それぞれの夢について裏話というか、思い出というか、適当に語っていこうと思います。


1.ドーム脱出
3年くらい前に見た夢です。 こういう不安感の強い夢、小動物を守らなくちゃいけないという使命感が強い夢、というのは割とよく見ます。
ただこの夢みたいに、自分がファインプレーして守り切る感じの夢は珍しいです。
起きた時、やったぜ!と思いました。
この夢に出てきた猫は、当時もう既に亡くなっていた愛猫です。 病死だったのですが、守り切れなかったという思いが強いので、それが夢となって表れたのだと思います。

2.空を飛ぶ島
これも3年くらい前の夢です。 赤の女が何より印象的でした。
作中では赤の女は1人でしたが、実際の夢では2人だった気もします。その辺はあんまり覚えていません。 夢を見た当日のメモがすごいテキトーだったので、ノベル化するにあたって、必死に思い出したり、想像で補填したりしないといけませんでした。

3.夜の冒険
4年くらい前の夢です。 夢を見た当日のメモがやたら詳細に残されていたので、それに沿ってノベル化しました。 多分一番再現率が高い夢だと思います。
この夢みたいに、夜が舞台になる夢はよく見ます。理由はよくわかりません。
幼少期からの記憶として、私にとって夜は「恐怖」であり「憧れ」だと思いますが、その辺が関係しているのかもしれません。

4.鬼の人
去年の年末にみた夢です。 見た当時からかなりお気に入りで、漫画化しようと思ったくらいでした。 若い警察官と女子高生の関係性に萌え転がった気がします。 でも「鬼の人」が結局どういう存在なのかは、ぶっちゃけよくわかりません。
ちなみにこの夢で私は完全に観測者です。漫画やアニメを見ている感じでした。

5.浮遊都市船
2年くらい前の夢です。 これはかなり記憶が曖昧です。話の展開というより、舞台となった世界の雰囲気が気に入りました。
ちなみに宇宙人に侵略される夢は、わりとよく見ます。疲れます。

6.古い話
2年くらい前の夢です。 起きた時「なに今の神話みたいな夢…」としばし茫然としました。
こういう夢はとても珍しいです。
ちなみにこの夢でも私は完全に観測者です。空から見ている感じでした。

7.恐竜を飼う
3年くらい前の夢です。 夢を見た当日のメモが、まじでこれだけ?ってくらいちょびっとだったので、無理やり思い出したり創作したりしてノベル化しました。
夢の中で私は小学生くらいだったような気がします。
小さな生き物がどこかへ迷子になってしまう不安感と共に、恐竜を飼う興奮とかワクワク感とかが感じられる夢だったと思います。

8.不運な夜
4年くらい前の夢です。 これは結構たくさんメモが残ってたので、それに沿ってノベル化しました。
なんとなく人間関係にイライラしてたのかなーって感じの夢です。
この夢の途中にあった、闇の中で前も後ろも分からず闇雲にフラフラ動く感じは、夢ではわりとよくあります。結構、疲れます。
あと、家に帰りたいのに全然帰れないって焦る夢も、わりとよく見ます。かなり、疲れます。

9.冬の訪問者
今年みた夢です。 仕入れたての新鮮な夢です。
家におかしな動物が入ってくる夢は、そこそこよく見ます。 でも、この夢の訪問者みたいに、ちゃんとチャイムを鳴らして玄関で待ってるタイプの動物は珍しい、というか初めてです。
馴染みのない動物が侵入してくる夢では、私はたいていその動物を排除する方向に動くのですが、この夢は珍しく平和に共存しています。

10.森のフリーマーケット
4年くらい前の夢です。 物悲しい印象が強いです。
フリーマーケット自体も、ワイワイガヤガヤと賑やかな感じではなく、森の中で静かに行われている感じでした。

11.白い鍋
高校生の時に見た夢です。だからもう10年以上前になります。
当時はバイトもしていないので、上司も同僚も実際には存在しません。
別に大人に憧れがあった訳でもないと思うんですが、この夢の中では自分も社会人になっています。
もう一度見たい夢ナンバー1です。というか、上司はもう一度夢に出てきて、さっさと私に料理名を教えるべきだと思います。あの料理ホントになんだったんだよ。

12.飛ぶ人
高校3年生の3学期に見た夢です。よく覚えています。
この頃は、空を飛ぶ夢をよく見ました。風や空気を感じて、とても気持ちよかったものです。
最近はあまり夢で空を飛びません。爽快感があるので、また見たいと願っていますが、なかなか難しいものです。

13.夢の到来
これはある特定の1つの夢を文章化したというよりは、昼寝とかの時にみる「現実と夢の間」みたいな状態をまとめた作品です。
こういう状態は非常に気持ち悪いので、さっさと爆睡するか起きるかしたいものです。


私は夢日記みたいに毎日夢をメモしているわけではなくて、年に数回、起きた時めちゃくちゃ印象的だった夢をちょっとメモしている程度です。

本当はもっと、こう、R18な感じの夢とかもあるんですが、私は全年齢作品しか作る気がないので、特に発表の機会はないかと思います。


カテゴリ:ゲーム製作/夢記憶短編集