ジェリーゼリーブログ

2022年11月6日(日)

【週刊近況報告】読書の秋!最近読んで面白かった3冊

 こんにちは!最近私が触れたゲームや本について好きなだけ語る【週刊近況報告】のコーナーです。毎週土曜前後に更新予定です。
 今回の内容は、『となりのハト』の感想、『おもしろい!料理の科学』の感想、『発見・創発できる人工知能OTTER』の感想です。


●最近読んだ本の感想
 『となりのハト』柴田 佳秀

 めちゃくちゃ身近な鳥である「ハト」について教えてくれる本です。子供のころから親しんでいる鳥だけど、その生態などは案外知らなかったんだな~と改めて思いました。
 あの独特な歩き方の理由、どこで寝ているのか、日本とドバトの関わり、などなど…ハトについて気になっていたことや、そもそも気になってすらいなかったことまで、いろいろ知ることが出来ました!ドバト(カワラバト)だけでなく、キジバトやアオバト、カラスバトなどの現在生きている色んなハトや、すでに絶滅してしまったハトであるドードーやリョコウバトまで解説されています。50億羽もいたリョコウバトが絶滅してしまったエピソードは割と衝撃的でした。人間ってまじやべぇな…。あとは伝書鳩についての記述も面白かったです。
 ほんのりユーモアのある文体が親しみやすく、挿絵もおもしろくて可愛いので、とても読みやすかったです。ハトって意外と独特な生態をしていて興味深い存在なんだなぁと思う事ができました。今度ハトの群れを見つけたらじっくり観察してみたいと思います。

【書誌情報】
『となりのハト 身近な生きものの知られざる世界』著者:柴田 佳秀 / 出版社:山と溪谷社 / 発売年:2022


●最近読んだ本の感想
 『おもしろい!料理の科学』平松 サリー

 料理のあれこれについて、科学的に説明してくれる本です。子供向けの本ですが、知らない事が多くて「へえーー!!」と言いながら楽しく読めました。
 例えば「肉は長時間煮込むと柔らかくなるけど、ちょっと火を通しただけではかえって固くなってしまう理由」とか、「甘味や塩味は温度によって感じ方が変わる!」とか、普段から料理をしていても知らない知識が盛りだくさんでした。食材の色の変化についても色々載っていて、色が変わる焼きそばなどのレシピが載っているのも面白いですね。あと、「うま味」のことはよく分かってなかったのですが、この本を読んだおかげで少し理解できた気がします。うま味成分は主に3つあって、混ぜるとさらにうまいってことですね!!!だからピザやハンバーガーはうめーんだ!!!
 調理法や食材など、料理にまつわるいろんなアレコレを科学的にわかりやすく教えてくれるので、料理について今までよりも深く理解できた気がします。実験方法やレシピもたくさん載っていて、子供も大人も楽しめる1冊だと思いました!

【書誌情報】
『おもしろい!料理の科学』著者:平松 サリー / 出版社:講談社 / 叢書名:世の中への扉 / 発売年:2017


●最近読んだ本の感想
 『発見・創発できる人工知能OTTER』安藤 類央(他1名)

 自動推論を行なうプログラミング言語「OTTER」についての解説本です。いろんな論理パズル(「河渡り問題」や「正直者と嘘つき」など)を実際にOTTERで解いていくプログラムコードとその解説が載っていて、とても面白かったです。実際にOTTERを使う機会があるかどうかは微妙ですが、こういった形のプログラミング言語もあるのか~と初めて知ったので大変興味深かったです。
 基本的には、述語論理を使ってプログラムを書き、数学的な論理にしたがって計算が行なわれる、という感じでしょうか。OTTERは自然演繹などを使った自動推論を行なうことができるので、現在よく話題になる「ディープラーニング」などとはまた違った人工知能のアプローチができそうな気がしますね。人工知能というと今はもう、ニューラルネットワーク!!深層学習!!といった感じですが、それだけでなく、いろいろな視点から人工知能について考えて、それぞれをうまく活用して組み合わせていけたらもっと人工知能の分野は発展しそうだな~、と思いました。

【書誌情報】
『発見・創発できる人工知能OTTER 論理パズルからのアプローチ』著者:安藤 類央、武藤 佳恭 / 出版社:近代科学社 / 発売年:2018

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カテゴリ:週刊近況報告/読んだ本の感想リスト