ジェリーゼリーブログ

2022年6月25日

【週刊近況報告】ワンダショと希望の歌

 こんにちは!最近私が触れたゲームや本について好きなだけ語る【週刊近況報告】のコーナーです。毎週土曜前後に更新予定です。
 今回の内容は、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の感想、『セカイはまだ始まってすらいない』の感想、等です。


●最近やったゲームの感想
 『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』セガ

 今週「ワンダーランズ×ショウタイム」(以下、ワンダショ)のイベントが開催されていたのもあって、ワンダショのイベントストーリーをキーストーリーだけ、ざっと読み終えました!以下その感想です。ネタバレありますのでご注意ください。
 
 私はひねくれものなので、最初はワンダショのメンバー達の「みんなを笑顔にする」という夢なんて、現実を見ていない、子供だましの理想論だ!と思っていました。でも彼らの行動や、実際やっているであろうショーの断片を見ていくことで、彼らは決して、現実を見ていないわけではないと思えてきました。ショーでの楽しいひとときは必ず終わる、その「有限性」のもつ切なさや悲しみをちゃんと見据えたうえで、今このショーを楽しもう、楽しませよう、としている。次第に私も観客の一人として、彼らのショーで「笑顔になりたい」と思えるようになり、実際にストーリーを読みながら笑顔になっている自分がいました。…そして気づけばワンダショ箱推し状態に。ワンダショは尊い…尊いぞ…。最初は敵に思えた人も気づけば仲間になっていて、みんな良い人状態になってるの、とても良い…。
 
 今回のイベントでは、「それぞれの夢に向かっていけば、いつかは離れ離れになる」ということをメンバー全員が自覚し、有限であるがゆえに今を精一杯大事にしようと決意するのがとても良かったです。ワンダショのモチーフは「ショー」であり「遊園地」であるので、「楽しい時間は必ず終わる」というテーマ性をはらんでいますが、終わったその先に笑顔があり希望がある、そんな優しさに満ちている気がして、本当に好きです。ワンダショを見ていると「この先も希望を持って生きて行こう」という気持ちになれます。ワンダショ…尊い…。

【ゲーム情報】
『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』機種:Android / 発売元:セガ / 開発元:セガ、Colorful Palette / 発売年:2020(サービス開始年)


●最近読んだ本の感想
 『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス

 古今東西の幻獣についての知識が、断片的にですが、集められている一冊です。漫画やゲームなどでよく聞くような神話・伝説の存在だけでなく、フランツ・カフカやC.S.ルイスなどの小説の存在、哲学者が思考実験の中で考え出した存在など、幅広く幻獣的な存在が集められていて、読みごたえがあります。
 個人的に印象に残った項目は「ハニエル・カフジエル・アズリエル・アニエル」「バルトアンデルス」「ペリカン」あたりでしょうか。「ハニエル・カフジエル・アズリエル・アニエル」の項では、人間的な見た目じゃない、目がいっぱいある天使(?)の描写がインパクトありました。私の想像してた天使と全然違う…。「バルトアンデルス」はどんどん見た目が変化する存在で、想像力をかきたてる面白さがありました。部屋に1匹ほしい…。「ペリカン」はペリカンでしょ?と思いますが、見た目も習性も実在のペリカンと異なり、特に習性はファンタジックです。詳細は書くの面倒なのでこの本を読んでください。
 私の知識不足のせいで多少読みにくい部分もありましたが、人間の想像が生み出した奇妙な世界を楽しめる面白い一冊でした。

【書誌情報】
『幻獣辞典』著者:ホルヘ・ルイス・ボルヘス、訳:柳瀬尚紀 / 出版社:河出書房新社 / 発売年:2015(底本:1974)


●最近のお気に入り
 歌『セカイはまだ始まってすらいない』ピノキオピー

 プロセカのワンダーランズ×ショウタイムのために書き下ろされた楽曲です。好きすぎてCDも買いました。
 とても明るい曲調ですが、AメロやBメロの歌詞には「いつかみんないなくなる」「いつか土に還っていく 未練を残したまま」など、有限性のもつ切なさ・寂しさ・悲しみ・苦悩などが語られています。しかし、サビの歌詞はその有限性を乗り越えて行こうとする力強い希望への意思が感じられるものになっていると思います。特に、何度も繰り返され、曲名にもなっている「セカイはまだ始まってすらいないぜ」というフレーズからは、まさに今これから始まっていくという未来への希望や、これから自分が始めていくのだという力強い意思を感じ、励まされる思いがします。
 大人になっていくにつれて、いろんなことを知り、世界の見え方も変わり、根拠のない希望なんて浅はかに思えてしまって、未来を諦めてしまうようになっていました。しかしこの歌は、「いつだって、だれだって、根拠なんてなくても、未来に希望を持っていいんだ」ということを思い出させてくれました。これは、現実の世界の悲しみを認め、それでも根拠なく希望を歌う歌だと思います。未来への希望をもつことに、根拠なんてなくてもいい。ただ夢を見てもいい。だって私達は、未来に希望を持てないと、生きていけないのだから。


●最近の創作活動

 【AIうるた】データベースの構造が概ね決定しました。今は、汎用思考に最低限必要な単語を洗い出しています。データベースに登録する単語を決定したら、データベースを編集するためのプログラムを組み、データベースの構築やAIうるた本体のプログラミングを始める予定です。
 【タイトル未定のちょっとしたミニゲーム】だいぶ出来てきました。来月中には公開できるようにしたい…!

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※2022/7/22 ゲーム情報欄に開発元の表記を追加しました。


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